白山神社の総本山、白山比咩神社
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は石川県にある神社です。
全国に3000ほどある白山神社の総本宮でもあります。
この白山比咩神社では毎月1日に行われる特別参拝が有名です。
「おついたちまいり」といわれる特別参拝は縁結びだけでなく様々なご利益があるということで全国から参拝者が集まっています。
月に1日だけしかない特別な参拝をぜひ体験してみましょう。
白山比咩神社はどのような神社か
白山比咩神社のおついたちまいりはとてもご利益があるとして有名です。
一ヶ月を無事に過ごせたことを感謝するとともに新たな一か月の無事を祈るために行われるもので早朝から全国各地の参拝者が集まります。
最近では観光客向けのツアーもあり人気です。
白山比咩神社では良縁成就や子孫繁栄以外にも交通安全や夫婦円満や大漁満足など豊富なご利益があります。
そのため老若男女問わず多くの人がおついたちまいりをしているのです。
ツアーも人気があり毎月多くの人が参加をしています。
金沢駅からは白山比咩神社まで車で40分ほどです。
市街の街並みとは一変とても落ち着いた自然豊かな街並みの中に神社があります。
白山比咩神社は菊理媛神(くくりひめのかみ)と伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)がまつられている神社です。
伊弉諾尊と伊弉冉尊は仲のいい夫婦だったのですが妻である伊弉冉尊が先に亡くなった後2人の仲を取り持ったのが菊理媛神といわれています。
そのため白山比咩神社は縁結びの神様といわれているのです。
参道は階段になっていて108段もあります。
ただ段の間が大きく空いていてなだらかなのでゆったりと歩きやすいです。
参道をしばらく歩くと御神木とされている杉の木があります。
根元から二つの杉がくっついているため縁結びのご利益があるとしてここも人気スポットの一つです。
おついたちまいりが行われるのは拝殿です。
拝殿の奥には禊場があります。
境内に禊場があるのはとても珍しく最近では禊体験は外国人にも人気です。
おついたちまいりの流れ
おついたちまいりは参拝受付と待機場所である遊神殿に行き受付をします。
拝殿に入る時にはおはらいさんが渡され首にかけて参拝の準備をしなければなりません。
拝殿に入り時間になると参拝が始まります。
御祈祷が終わり挨拶が終わったらお供え物である神饌(しんせん)を受け取り終了です。
おついたちまいりが終わってからは神門近くにある神社も合わせて参拝している人が多くいます。
一年の中でも特に1月、5月、9月はおまいり月とされています。
そのため特に参拝者が多いです。
特に人気のある1月のおついたちまいりはツアーが行われていないので気を付けましょう。