あじさいの名所で話題の本土寺
あじさいの名所と言えば鎌倉の明月院が有名です。
しかし最近新たなあじさいの名所として千葉の本土寺が注目されています。
本土寺は松戸市にあり北の鎌倉とも言われるあじさいのお寺です。
シーズンには50000本以上ものあじさいが咲き乱れます。
本土寺はどのようなお寺か
長谷山(ちょうこくさん)本土寺は日蓮宗の中心寺院の一つです。
1277年に日蓮上人の弟子である日朗上人が開堂したと言われています。
鎌倉の長興山妙本寺や東京池上にある長栄山本門寺と並んで朗門の三長三本と称されています。
場所はJRの9北小金駅から徒歩10分ほどです。
閑静な参道を歩いていくと着きます。
駅の周辺には神社や寺院が多いので参拝に訪れている人も多いです。
それぞれが希望の場所に向かうので同じように本土寺の参拝客だと思いついていくと他のところに到着することもあるので気を付けましょう。
駅を出てすぐのところに案内板があるのでそれを見て進むと迷うことはありません。
境内の中には50000本以上のあじさいがありこの本数は鎌倉をしのぐ数です。
あじさいが有名なだけでなく春には桜、梅雨には菖蒲、秋には紅葉も楽しめます。
参道の両側はスギや松の木が並んでいて新緑の季節にはトンネルのようになり美しいです。
緑のトンネルを500mほど進むと仁王門が出てきます。
仁王門をくぐると境内までは長い下り階段です。
あじさいの季節にはすでにこの場所からあじさいが広がります。
階段を下りていくと本土寺の受付があるので拝観料を支払って中に入りますが時期によっては歯移管料無料のこともあります。
境内の巡り方
境内は東京ドーム3個分もの広大な敷地です。
全体的に境内は緩い勾配になっており本堂と五重塔があります。
順路が書かれているのでそれに沿って進めば全体を迷うことなく見学することができるので順路に従い進みましょう。
五重塔周辺は様々な色のあじさいと桜が植えられていて人気のあるスポットです。
写真撮影をしている人も多く見かけます。
特に下から上に眺める構図での写真撮影はあじさいをはじめとする四季折々の花々と五重塔と空が収まる構図で美しいです。
正面の本堂もあじさいやつつじ、紅葉といった植物が植えられているので彩り豊かになっています。
本堂の裏手もあじさいが植えられているのですが様々な品種なのでゆっくりと時間をかけて違いを鑑賞するのがおすすめです。
本堂の裏を進んでいくと宝物殿があります。
宝物殿の少し先にある菖蒲池はあじさいと菖蒲の花が見られるため人気スポットです。
菖蒲池にも5000株もの菖蒲が植えられていて6月はあじさいとのコラボレーションが楽しめるため多くの人が集まります。
さらに進むと弁天池がありここは藤棚が有名です。
池の裏手には銭洗い弁天がまつられており多くの人がお参りしています。