船でしかいけない九頭竜神社本宮
「船でしかいけない?」「九頭の竜?」と、驚かれたのではないでしょうか。
一般的な神社は石段を上って到着しますが、神奈川県の九頭竜神社は船で移動します。
参拝のためには乗船券を買ったあと、出発までに正しい手順が必要です。
今回は九頭竜神社の行き方と本宮の説明をします。
お昼過ぎに終わる祭典なので、女子旅日帰りツアーがおすすめですよ!
御朱印対応も可能なので、御朱印集めをされている方はぜひ用紙を準備してくださいね。
受付から出発まで
九頭竜神社に向かうためには乗船券が必要です。
受付は午前8時からで、乗船券を購入したら月次祭のご案内、玉串拝礼申込書、御祈祷申込み封筒、御供の4つをもらえます。
ここから御祈祷申込みをするかどうかによって、作業が異なります。
申込みをしない場合は乗船まで待機しておき、申込みをする場合は必要事項を記入したご祈祷申込書を受付に持っていきましょう。
受付に持っていくと参拝祈願証と御祈祷神札・龍神水の引換券を受け取ります。
9時10分から9時30分までには九頭竜神社に出発しなければならないので、早めに受付で用件を済ませておきましょう。
20分ほど船に乗るので、船酔いしやすい方は酔い止めの薬を持参してくださいね。
ご利益と歴史あふれる神社
御祭神は九頭竜大神です。
奈良時代に9つの頭を持つ毒龍が人民に多くの被害を与えて、人民は毎年生贄を捧げて納めようとしました。
しかし事態は収まらず、この話を聞きつけた萬巻上人が湖に石壇を築いて祈祷。
すると毒龍による被害が収まり、これまでの行いを改めて龍神になったといわれています。
それ以来、開運隆盛、金運守護、商売繁盛、縁結びのご利益あるとされているパワースポットです。
この伝説を再現する神事が毎年6月13日に行われ、例祭になっています。
他にも箱根山の神社があるので、願い事を叶えてくれそうな気がしますね。
九頭竜神の前でお祈り
10時前には本宮に到着し、森の中を進むと境内に入れます。
月次祭を始める準備があり、その間に申込書を神職に渡してください。
太鼓が鳴り響くと月次祭の合図で、参拝者全員でお祈りをします。
1時間ほどの祭典なので、本宮の横にある休憩所でお参りすることも可能です。
その後は湖畔でお祈り、財弁天社でお祈りをして11時ごろに祭典は終了になります。
受付でもらった参拝祈願証と御祈祷神札・龍神水の引換券は箱根神社で利用できるので、祭典終了後に移動してください。
御祈祷神札に関しては自宅で祀ってもらうように、お祀りする方法を用紙でもらえるので実践してみましょう!
2時間ほどの境内巡りができて、たっぷりとご利益を受け、充実した1日を過ごせますよ。