世界遺産にも登録されている上賀茂神社
上賀茂神社は京都で歴史ある神社の一つで世界遺産にも登録されています。
由緒正しい神社であり京都三大祭りの一つである葵祭も行われている場所です。
毎年国内はもちろんのこと海外からも多くの観光客が訪れています。
観光をするにあたってはせっかくなのでしっかりと予習しておき名所や見どころを押さえた観光を楽しみましょう。
上賀茂神社はどのような神社か
上賀茂神社は京都市北区にあります。
神話の時代から続いているといわれており京都の中で最も古い神社と言われている一つです。
正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)で1994年に世界遺産の一つとして登録がされています。
上賀茂神社は下鴨神社とともに賀茂氏の氏神をまつっている神社です。
ご祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)で神武天皇の代に加茂山のふもとに降臨したといわれています。
上賀茂神社へは京都の中心を流れている鴨川からすぐの場所です。
バスで訪れる場合には京都市バスで上賀茂神社を下車して5分ほどで着くことができます。
上賀茂神社の参拝方法
鴨川にかかっている御薗橋を渡ったら一の鳥居が出てくるのでまずはここで一礼をします。
上賀茂神社はとても広いです。
そのため一の鳥居を過ぎてから二の鳥居まではかなり長い参詣道を進みます。
春にはこの参詣道はしだれ桜が見ものです。
3月下旬から4月上旬は花見客でも賑わっています。
二の鳥居が出てきたらまた一礼をして中に入っていきます。
鳥居をくぐってすぐに見えるのは細殿と前に盛られている砂山です。
この砂山は賀茂別雷大神が降臨したと伝えられている神山をもしています。
立砂は今も鬼門を清めるために砂を撒く習慣の起源となったものと言われているものです。
清めのお砂が立砂のそばに置かれており500円を払って分けてもらうと自宅に持ち帰ってお清めすることもできます。
境内に進むと楼門が出てきますがこれは国の重要文化財に指定されているものです。
楼門の奥は本殿などありますが通常は非公開で見ることができません。
本殿の手前にある中門でお詣りをして神様へのご挨拶が済んだら境内の散策をしましょう。
片岡社で縁結びのお詣りを
片岡社(かたおかのやしろ)は上賀茂神社でも人気のあるスポットです。
上賀茂神社のご祭神の母神がまつられています。
片岡社は縁結びや恋愛成就の御利益があるということで有名です。
そのため社にはハートの絵馬があり多くの人が恋愛祈願をしています。
最後には休憩所で一休み
2019年4月には境内の中にお休み処がオープンして話題になっています。
上賀茂神社とコーヒー会社が共同で作ったコーヒーが楽しめることで人気です。
カフェは社務所の横なので参拝が終わった最後に立ち寄って休憩するのに最適な場所になっています。
湧水を使って淹れられたコーヒーを飲みつつ手入れされた庭園を眺めて休憩をしましょう。